三重県では、複数品の県産食材を使った三重県観光キャンペーンPRコラボ商品の開発を進めています。今回はその一つである「伊勢えびソフト」を見つけたので食べてみることにしました。香ばしい伊勢えびの風味はソフトクリームの甘みと果たしてマッチするのでしょうか。
みえフードイノベーション/みえのソフトクリーム
http://www.pref.mie.lg.jp/CHISANM/HP/foodinnovation/project/softcream.htm
鳥羽展望台「食国蔵王」にて偶然にも「伊勢えびソフト」(360円)を発見。三重県が真剣に作ったとあっては、食べないわけにはいかないだろうということで、食べてみることに。
じゃーん。見た目は普通のソフトクリームですが、一体どんな味に仕上がっているのかドキドキ
食べた瞬間から口内に広がるのは、まさにエビの風味。味はソフトクリームの甘さなのですが、風味だけはエビというなんとも不思議な味わい。ただ言えることはシンプルに不味いということです。エビの風味とソフトクリームの味が完全に独立してしまっていて、決して交じり合うことの無い味が交互に感じられ、慣れない味に舌が受け付けませんでした。三重県産の伊勢えびを丸ごと粉末にしたソフトクリームとのことですが、これはミスマッチ。というか、このミスマッチが逆に狙って作った味なのかも知れません。
唯一安心して食べられたのはこのコーンの部分。いつもの変わらないあの味が、とても優しく感じられました。伊勢えびの風味を出すなら、むしろこのコーン部分にしておけば良かったのではと感じます。ソフトクリームの味も損なうことない上に、コーン部分のサクッとした食感がなんとなくエビに合っているような気がします。
想像するよりも美味しいのかどうかはわかりませんが、三重に来たら一度は食べておくと良いかも。一度食べたら、もう二度と食べることはきっと無い味なので、思い出にはピッタリです。そういう意味では食べられて良かったと思います。本当にありがとうございました。
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