京都の紅葉を1日でレンタサイクルを使ってどれだけ回れるか試してみた

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11月も中旬となり、日ごとに寒さが増し、紅葉も見頃を迎えています。紅葉の名所が数多くある観光地として有名なのはやはり京都。今回は、古都を彩る紅葉を探しに出かけてみることにしました。しかし、観光シーズン真っ盛りで交通機関はどれも混雑が予想されます。そこで、レンタサイクルを利用してみることに。機動力のある自転車ならスイスイ移動できる、と考えていたのですが果たしてどうだったのでしょう。そして、せっかく周るのですから、できるだけ多くの名所を巡りたいという思いがあり、一日で一体どれだけの紅葉スポットを訪れることができるのか、コンデジ片手に時間と体力の限界に無謀にもチャレンジしてみることにしました。


とりあえず出発前に考えたルートとしては、京都駅(周辺でレンタサイクル利用)→西本願寺→清水寺→高台寺→青蓮院→南禅寺→圓光寺→宝筐院→仁和寺→二尊院→京都駅(レンタサイクル返却)というもの。京都駅を中心に東から西へと走ってみるという予定。おおよそのルートは以下のとおりです。


で、実際に京都駅に着いたのは10時ごろ。速攻で京都駅付近にあるレンタルサイクルをやってるお店で自転車を借り(1000円/日)ました。ちょっと急いでいたので画像はありませんが、普通の自転車で3段変速仕様のものです。京都駅で借りても、返却場所を嵐山などいろんなところが選べるので、使い勝手はいい感じ。なお、お店は京都サイクリングツアープロジェクトを利用。京都駅から西へ5分ほど歩いたところにあるお店です。

西本願寺
ということで早速やってきたのが西本願寺。京都駅から自転車で10分ほどで到着
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「御影堂」前の樹齢400年の大銀杏が有名です。葉が黄金色に染まるまでにはもうちょっとでしたが、迫力ある姿を拝めて満足
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次の目的地である清水寺を目指してピューっっと五条大橋を渡ります。この日は快晴で自転車で駆けるのは最高の贅沢
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清水寺
予想はしていましたが、とにかくすごい数の人。人ごみに揉んで揉まれて揉みしぐれ、しかしながら苦労した甲斐があって美しい紅葉を見ることができました。
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清水の舞台下にあるのは錦雲渓。これを見なくては、京都の紅葉は語れません
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写真撮影をするならココ。私は一人での行脚のため、撮ってくれる相手はおりませんでした
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高台寺
清水寺から産寧坂、二年坂を歩き高台寺へ
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清水寺ほどの派手さは無いですが、落ち着いた雰囲気の中で見る紅葉も乙なものです。なお、夜はライトアップが開催されているようで、夜の景色も楽しめるとのこと
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青蓮院
高台寺から清水寺方面へ戻り自転車を回収して、青蓮院へやってまいりました。
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庭園を眺めながら秋の雰囲気を感じることができます。ところで、この時点でお腹がペコペコ。というのも、青蓮院に着いたのが1時ごろで、まだお昼を食べてなかったのです。清水寺あたりでご飯を食べるとなると、ものすごい行列ができており大きく時間をロスすることが必至。ということで、我慢していたのですが、もう限界。いくら綺麗でも紅葉で腹はふくれません……
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お腹が空いて力が出ないのですが、北を目指してヨタヨタと自転車をこぎます。ここで閃いたのが「お昼はあの店にしよう……白川通りを走るとしたらあの店に行くだろう常識的に考えて……」というもの。アソコへ寄ることを原動力に白川通りを北へ爆走
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南禅寺
「水路閣」で有名な南禅寺に到着。これ以上無いというぐらいのタイミングに運良く来れたのもあり、素晴らしい景色を眺めることができました
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木漏れ日がより一層、美しさを際立てます
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水路閣のあたりは空気が冷やりとしていて、雰囲気がガラリと変わります。なお、自転車をこぎまくって体がかなり熱っており、この冷たい空気が体を癒してくれました
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じゃーん。何だと思う、これね「天下一品 北白川総本店」のこってり。美味い、美味すぎる。濃いスープが疲労困憊の五臓六腑に行き渡ります。午後2時頃のかなり遅れた昼食。ちなみに、これを食べながら次のルートについて色々考えを巡らせていました。近くの永観堂と圓光寺に寄って今回は京都駅に戻るべきか、それともやはり嵐山方面に当初の予定通り行くべきか……自転車での移動時間が読めない中でどうするべきか、麺をすすりながらアレコレ考えていたわけです。自転車の返却時間は午後7時がタイムリミット。「京都駅じゃなくて嵐山に返却できるようにしておけば良かった」という思いも頭をかすめますが、時既に遅し。返却場所の変更はできないので、後悔しても仕方ありません。
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圓光寺
とりあえず圓光寺にやってきました。
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洛北で最も古いといわれる栖龍池、苔と紅葉で有名な十牛之庭、水琴窟などがあります。
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真っ赤な紅葉も綺麗ですが、このように緑、黄色、赤などグラデーションが楽しめるのもまた良いもんです
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なお、早朝の紅葉特別拝観も開催されているとのこと。
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さて、圓光寺を出たのが午後3時頃。ここから嵐山方面を目指すと、自転車だと1時間程度はかかる見込みです。午後7時がリミットであることを考えると、まぁ大丈夫だろうと嵐山を目指すことに。こちらは、鴨川の風景。天気が良くて、川沿いを散歩するのも、また気持ち良さそうです
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そして、これが今回の相棒。8段変速のものもありましたが、3段変速で十分でした。しかし、京都の道は細いので自転車が車道を走るにはちょっと危なく、かと言って歩道を走ると歩行者が大勢いるのでこれまた危険で、なかなか走り辛い感じでした。それでも、自転車だと普段の観光では見られないような細い路地に入ってみたり、ちょっと気になるスポットに寄り道できたりと、自由度が高くていつもと違った観光が楽しめるのは良かったです。
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自転車をひたすらこぎまくり仁和寺の辺りに到着した頃には、ヘトヘト。勾配は緩やかながらも坂がいくつかあって、かなり体にこたえました。ここで、仁和寺に寄るとさすがに返却時間に間に合わなくなるので、予定を変更してスルー。
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仁和寺を超えたあたりから下り坂が多くなり、快適な自転車の旅に。ただ、11月半ばはさすがに陽の落ちるのが早い。ちょっと焦ってます。
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嵯峨野にある(たぶん)広沢池の横をスーッと。池の奥には紅葉が見えます
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嵐山も近くなってきたところで、横を見ると大量のかかしが直線に整列している不気味な場所を発見しました。妖怪らしきモノもいてアブナイ匂いがしますが、とりあえず走りながらパシャリ。
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宝筐院
走行時間、約1時間。なんとか到着したのがこちらの宝筐院。陽がくれかかっているせいもあるためか、それとも東方面とは空気が違うためか、ちょっとこれまでとは違った雰囲気。これまで見てきたところは手入れの行き届いた整った美しさが前面に出ていましたが、こちらはできるだけ自然の雰囲気を残したような作りに。まるで山に入ったときのような感覚になります。
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秋の夕暮れのもの哀しさにしみじみ
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二尊院
最後に立ち寄ったのがこちら二尊院。閉館時間も近づいていたので、急いで中へ。「今の時間帯がお客さんも少なくて見ごろですわ」という案内の方の聞こえました。
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この時間帯は陽の加減も淡い良い感じになって、秋の雰囲気を感じるのにはピッタリです。そして、紅葉がよく映える。最後の紅葉を噛み締めて、二尊院をあとにします。
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帰りは嵐山駅の渡月橋を走行するルートにしたのですが、大失敗。清水寺あたりとは比にならないほどの人、人、人。揉みくちゃにされながらも、渡月橋が見れたのでまぁ良しとしますか
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陽は落ち、京都駅に到着するのは大体6時くらいの見込み。なかなか乙な旅でした。
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初めて自転車で京都を回りましたが、これはかなりアリ。道が細いなどいろいろな問題を差し引いても機動力が全然違います。普段見れない路地裏にまで入ってみたり、秋の雰囲気を体で味わってみたり、新鮮な旅をすることができました。ルートとしては、清水寺→南禅寺→圓光寺→宝筐院→二尊院がオススメ。見所たっぷりで、秋の雰囲気を存分に味わうことができます。なお、可能なら嵐山で自転車を返却できるようにしておくといいかも。嵐山から京都駅へ自転車で行くのは、特に道中見所もなく余分な感じです。一日で回ると、白川と嵐山あたりの雰囲気の違いがよくわかるし、面白いと思います。

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