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京都嵐山の名店「廣川」で国産鰻の上うな重を食べてきました

2014年6月21日 By maru

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京都の鰻料理屋でまず名前が挙がるのがここ「廣川」。保津川の流れる京都嵐山に店を構えており、関東風の鰻料理が食べられます。開業して今年で48年と非常に歴史があるお店で、常連の方々をも唸らせるほどの味とのこと。高級な佇まいにちょっと気後れしていたのですが、関西に住んでいるからには一度は行ってみたいと思っていたので、今回意を決して訪れてみることにしました。


京都嵐山【うなぎ廣川】


お店は数寄屋造りになっていて、嵯峨野の町並みとも調和した雰囲気の造りになっています。
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観光地としても有名な地域なだけあって、多くのお客さんが並んでいました。お店の人によると、だいたい1~2時間は並ぶようです。記帳した後はブラブラ町を散策しながら時間を潰すか、もしくは予約しておいた方がいいかも。
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店の入り口にはその日に調理される鰻の仕入れ先が見られるようになっています。
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渡月橋を見たりブラブラして時間を潰し、なんとか席につくことができました。店内には鰻の焼ける香ばしい匂い……たまりません。
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メニューはこんな感じ。周りを見渡すと「うな重定食」が人気そうでした。
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しかし、注文したのは「上うな重(税込4200円)」。「うな重定食」の内容にも惹かれましたが、あくまで鰻にこだわったチョイス!これが後ほど正解であったことがわかります。
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見た目は今までに行ってきた鰻屋の料理とさほど変わらない印象でしたが、ハシで持ってみると身の柔らかさにビックリ。蒸しているので身が溶けるように柔らかくなっていますが、スーパーで売ってるような鰻によくあるポロポロ崩れるような感じではなく、しっとりとした感触です。
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一口食べてさらにビックリ……これ今までに食べた鰻と段違いの味。鰻自体は割と小ぶりで細いのですが、臭みが全く無い上に控えめの味付けのタレが絶妙に身に馴染んでいて、柔らかい身が口の中で溶けるのと同時に香ばしい味がジワッと広がります。プリッとした身の味自体も力強く、全くタレに負けていません。身とタレの馴染み具合が他のお店の味を圧倒的に凌駕しているように感じます。
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おわかりになるでしょうか……表面に浮かぶこの脂。鰻自体は非常に脂っぽい素材であるため、いかにこの脂を落としてやるかが味に大きく影響していて、落としすぎると味気ないし残し過ぎると脂っぽい臭みが残ってしまいます。この鰻は、タレがちょうどよく絡む程度に脂が残されている絶妙な調理具合。ときおり、自分で釣った鰻を調理したものを食べることがあるのですが、素材は天然でピカイチでも、到底この味には敵いません。
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「素材の良さ、水の良さ、火の良さ、そして卓越した調理技術。これらが全て最高に発揮されて初めて極上の鰻の蒲焼の完成です」とありますが、まさにその通りなのかも。このお店に行くからには鰻料理を堪能するのがベスト、なのでできるなら鰻料理に絞って存分に味わうことをオススメします。
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店を出てからもしばらく味の余韻が体から離れないほどに、非常に楽しめました。秋以降には天然物も入ってくるとのことなので、今度はそちらを味わってみたいものです。

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