2014年に実現する革新的な技術とは

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スター・ウォーズのような3D映像によるコミュニケーションから宇宙旅行の実現に至るまで、2014年はクールな技術が目白押しです。


The year ahead ten amazing science and technology innovations coming up in 2014 – Telegraph


◆ホログラフィック・テレプレゼンス
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映像による通信の技術は指数関数的に成長しています。例えばSkypeは現在3億人のユーザーを誇り、Ipsos、Reutersの調査では世界で5人に1人がこういった離れた場所の人と通信できる技術を用いて仕事をしてるとのことです。 しかし、今後はさらに技術が進歩し、スタートレックに登場するような「ホログラフィック・テレプレゼンス」と呼ばれる3Dの動画像を伝送することが可能になります。 また、ポーランド企業のスター・ウォーズの女王の名につなんでつけられた名称の装置「Leia」では、「XL」と呼ばれるディスプレイを用いて雲状の水蒸気にレーザーを投射させて映像を映し出すことができます。この技術を使えば、3Dに映し出された部屋を歩き回ることができ立体的な備品をあらゆる角度から眺めることもできるというわけです。IBMの調査では、来年にはホログラフィックを使用したビデオ通話が実現するのではないかとみられています。

なお、「Leia」がどのような技術なのかは以下の映像がわかりやすいです。

Leia display system – YouTube



◆電気自動車による「Formula E」
10152621346_d1a06942e3_o By Andy_BB

Formula Eではロンドンなどを含む市街地のサーキットを、バッテリー駆動の電気自動車が走るレースです。モーターレースの運営組織であるFIAは石油やピストンの代わりにリチウムイオン電池と電気モーターによって駆動するマシンを使いながら、F1と同じくらい魅力的なレースにすると発表しています。このイベントは2014年9月13日に北京でスタートし、2015年6月27日にロンドンの中心部で最終イベントが行われる予定です。


◆オンラインショッピングで購入した商品を即日受け取る
11209451766_28b02efd6b_o By Michael Richards

AmazonやeBayは、購入したその日に顧客に商品が届くようなサービスの強化に取り組んでいるとのことです。例えば、Amazonの創設者であるJeff Bezosは注文してから30分で商品が届けられる「無人ドローン」を使ったサービスの確立に取り組んでいることが報じられています。それが実現するまでの間、彼は倉庫の数を増やし宅配業者との関係を強化していくことで、我々の望む物ができるだけ早く到着するように取り組んでいます。

なお、無人ドローンを使ったサービスは以下のような感じです。

Amazon Prime Air – YouTube



◆宇宙旅行ビジネス会社「ヴァージン・ギャラクティック」によって初の宇宙旅行が実現となる
9590844304_c1bca350af_o By Wazy2011

2011年に実現させる予定であった事業である宇宙旅行がやっと来年には実現するかも知れないということです。2013年4月に試験飛行は成功しており、ニューメキシコからの打ち上げの放送についてNBCと合意に至ったと2013年11月には報じられています。


◆各カードの機能を一つにまとめられるカード
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最近の調査によると、5人に1人のアメリカ人は現金を持ち歩きたくないと考えているそうです。来年以降は「Coin」と呼ばれるいろいろなカードの機能を1つのカードに集約するサービスの登場によって、どんどん増えていくクレジットカードのコレクションをもうこれ以上持ち歩く必要がなくなるかも知れません。サンフランシスコ企業「Coin」の開発したカードはクレジットカードと同じサイズで、8種類のデビットカード、クレジットカード、ロイヤリティカード、ギフトカードの機能を一まとめにできます。表面にあるボタンを使ってカードの機能を選択し、後は普通のクレジットカードのように使用することができるということです。また、このカードとカードを管理しているスマートフォンが離れるとスマートフォンがアラート音を発し、紛失することが無いよう配慮もされています。


◆世界で海抜が最低のホテル
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上海から30マイル離れた天馬山の旧鉱山に地下ホテルが建造される予定です。このホテルはインターコンチネンタルグループが3.45億ポンドをかけて建造している5つ星ホテルで、330フィートの崖に面した地上2階、地下17階の建造物となります。また、その地下の階のうち2つは水中に作られるとのこと。もし計画通りにいけば、この「世界1低い場所にあるホテル」は2014年の末には開業する予定であるとのことです。


◆火星旅行
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現状の技術では、火星へ行くには9ヶ月かかり、その間の39週間は宇宙線、小惑星、宇宙廃棄物の影響を体に受けることになります。しかしVASIMR(比推力可変型プラズマ推進機)によって3ヶ月で火星に行けるようになるかも知れないとのことです。至極、単純に言うと、既存の化学ロケットは1回で大量の化石燃料を使用して非常に短いバーストを生み出しますが、それは比較的低速のものです。ところが、VASIMRによれば少量の噴射剤を使い、電波を利用することによって高温度(摂氏200万度)にまで達することが可能になります。そして磁場を利用して、非常に高速で移動することができるのです。結果的に、少ない量の化石燃料によって安定的で持続的な高速状態を保つことができます。しかし、現状の問題点としては、プラズマを加熱するための電力をどう調達するのかという点が挙げられます。地球の周りを短時間航空することは太陽光パネルによる電力供給で可能ですが、火星へ行くとなると小型で安全な原子炉の技術が必要になるのです。


◆より透明性の高い商品情報
3405512189_32956ffa32_o By Nancy White

商品に関するより詳しい情報を消費者が得られるようになるというものです。消費者の優先事項の変化はProvenanceといった新しいタイプの検索エンジンの登場などに見られます。ここではチョコレート菓子、靴、ナイフに至るまで、どこで製造され、何が原料で、誰が作ったのかまで調べることが可能です。このようなサイトの登場によって消費者はよりよい選択が可能となり、製造者は自身の環境への配慮や社会的な影響を改善するようになるでしょう。


◆糞便微生物移植
4384685067_b0ec072e04_o By Shawn Oster

糞便微生物移植(FMT)とは健常者の体から糞便微生物を取り出し患者に移植するもので、1957年以降行われている技術です。しかしながら、簡単、安全、低コスト、低リスク、身近に施術を受けられる環境、といったものが整うようになったのはここ10年のことだそうです。新しい研究結果によるとFMTはIBS、大腸炎、便秘、大腸潰瘍だけではなくパーキンソン病などの神経疾患や自己免疫疾患にも効果があるかも知れないとのこと。2013年の10月にはFMTはピルでの処方が可能となり、より魅力的な治療となったそうです。

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