ドリフト走行のカッコよさで勝敗を決める競技、D1グランプリの開幕戦が大阪の舞洲スポーツアイランドで開催されました。大阪での開催は初めてとのことで、エンジン音、タイヤのスキール音、猛烈な白煙の興奮を目当てに来場。今回、当日券が2000円というお手ごろな価格で発売されていたので、「お手ごろだけど一体どれほどの具合か」と確かめてみることにしました。
D1グランプリシリーズが大阪で初開催!
開場は9時からなのですが、8時半ごろには既に多くのお客さんが並んでいました。
当日券は並ぶこともなく、難なくゲット。やはり指定席のチケットを購入している人が多いようで、逆にこっちの方が狙い目かも。
9時になったので、レッツゴー!
当日券で入れる立ち見席はこんな感じ。向かってコース左側の一番の見所である1コーナーはちょっと見れませんが、他は特に問題なく見れます。割と空いていました。
早速ドリフト走行の観戦。まずはドリフトがどういったものなのか、サクッと以下の動画をチェックしてみてください。
2013年D1グランプリシリーズ開幕戦、RX-8(末永選手)の単走 – YouTube
スタート地点から助走をつけて…
車体を傾け、車輪を滑らせながら走る姿は非常に迫力があります
白煙が多く出るほど迫力があり、また採点もアップするというわけ
タイヤが地面と摩擦するときに出る音がまたダイナミック
会場内にはステージなどもあり、レースクイーンのイベントもあり。
いくつかショップが出ていて、お土産もバッチリ購入できます
各企業のブースにはデモカーが置いてあるので、こちらも見所
午前の単走ファイナルが終了したので、とりあえず腹ごしらえ。大阪、京都、広島などのご当地B級グルメのお店がいくつか出店しています。一度会場から出ると再入場はできないので、ご飯を持ってきていない場合はここで食べましょう
たんキム丼(800円)をゲット。ちょっと割高な気もしますが、こういったところで食べるご飯はまた別格のうまさ。
競技のないお昼の間もデモランなどがあり、ドリフトが楽しめるようになっています。
2013年D1グランプリシリーズ開幕戦、デモランでの4台同時ドリフト – YouTube
午後の開催まで時間があるので、会場内をブラブラ。こちらはラジコンでドリフト走行をしているところ。子供は興味津々
選手たちのトークショーなどもあり、身近に接することができるのがD1グランプリの特徴
のむけんこと野村謙選手を発見!気さくにファンのサインにも応じてくれていました
痛車といえばGOOD SMILE RACINGの初音ミクの痛車が有名ですが、D1でもミクが見られる日が来るのでしょうか
こちらはレースクイーンのイベント、盛り上がっております
午後は2台でドリフトを競う追走が行われます。車体が触れることもあるほどに接近するところが一番の魅力です。
2013年D1グランプリシリーズ開幕戦、マークX(高橋選手)vsチェイサー(エマニエル選手) – YouTube
どちらがより華麗なドリフトであるかを競うわけですが、相手にスペースを与えると採点にも影響します。ということで、ギリギリまで接近する迫力あるシーンが見られるわけです
時にはコースを外れてしまうほどの白熱戦を観客も期待しているのです。ボンネットが飛んでしまった瞬間をとらえました。
2013年D1グランプリシリーズ開幕戦、シャルマン(岩井選手)の追走クラッシュ – YouTube
今にも接触しそう…というかしてる?
これはかなり当たってしまっているような…
2013年D1グランプリシリーズ開幕戦、S15(今村選手)vsR34(手塚選手) – YouTube
かなりの接近戦
2013年D1グランプリシリーズ開幕戦、85(松川選手)vsS15(横井選手) – YouTube
さて、決勝は上野選手vs古口選手という組み合わせ。両者ここまで勝ち上がってきただけあって、気合もテクニックも十分。今日一番の最高の盛り上がりを期待したわけですが、オーバーヒートし過ぎたのか思わぬ結果に。
2013年D1グランプリシリーズ開幕戦、決勝の思わぬ結末 – YouTube
うーん、勝負はわからないものです。
競技の後には、コースウォークがあり、車体を眺めて写真を撮ったり、また好きな選手にサインをもらって一緒に写真を撮ったりできます。このような、ファンには涙ものの企画があるのがD1グランプリの魅力のひとつ。
谷口信輝にサインを書いてもらいました。たまりません。
ということで、これだけの体験が2000円でできたので、大変お得感がありました。次回はもうちょっと近くで見たいと欲も沸いてきます。なお、舞洲は風が強くこの時期だとかなり寒く感じます。なので、上着を持参することをおすすめ。また、日焼け必至なので、気になる人は日焼け対策をしましょう。顔がかなり焼けて真っ赤になってしまいました。
明日はエキシビジョンがあるので、気になる人は参加してみるといいかもです。
D1 GRAND PRIX Official Website
http://www.d1gp.co.jp/d1/gp/gp2013/gp1301/gp1301_index.html
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