アルツハイマー病のリスクを持つ遺伝子を特定する遺伝子マーカーが発見される

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アメリカの科学者によって、アルツハイマー病に発展する可能性のある遺伝子を見分ける遺伝子マーカーが確認されました。アルツハイマー病や認知症の改善につながる可能性があるとのことです。


BBC News – Early genetic markers of Alzheimer’s risk identified

ニューロンについての研究によって、脳内のあるたんぱく質を生成する変異が確認されました。このタウたんぱく質が病気を引き起こす可能性を増大させます。英国の専門家によると、この研究によってアルツハイマー病患者の脳内で起きている変化についての理解が深まるとのことです。

リン酸化タウ(ptau)と呼ばれるタウのもつれが病気の特徴です。ワシントン大学の医学チームによって確認されたこの新しい遺伝子の変異は、アルツハイマー病の発症のリスクを少し増大させ、また認知機能の低下に大きく関係していることが示されました。このチームは1200人以上の遺伝子情報を使用していますが、これはこの分野の研究においてこれまでで最も大きな値です。

研究を主導したAlison Goate氏はこう述べています、「我々はアルツハイマー病におけるこの遺伝子の働きについての理解が、治療、新生物、病気の細胞モデルの解明につながることを期待している」と。また、英国の専門家は、「この研究をアルツハイマー病の進行に関する遺伝子マーカーに加える」と述べています。

アルツハイマー病協会の研究開発を指揮するDoug Brown氏はこう言います、「アルツハイマー病における新しい遺伝子を発見するこの研究は、認知症が進行するときに脳内で起きている変化を科学者が理解する助けとなる」と述べました。また、「この研究は将来的にアルツハイマーにつながる変化を止め、そして認知症の進行を遅らせたり止めたりするための治療法を確立することの助けとなる」と述べています。そして、「これらの新しい遺伝子マーカーは、それ自体が重要であると同時に、アルツハイマー病のリスクに影響を及ぼす可能性が大きい」と。

最後にこう言います、「しかしながら大切なことはストレスがアルツハイマー病の大きな要因となっていることである。そして、研究によるとバランスのとれた食事、定期的な運動、喫煙をしないこと、血圧やコレストロール値を定期的にチェックすることが認知症のリスクを減らす」と。

左のアルツハイマー病患者の脳は、右の正常な脳よりも縮んでいます。
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